指から滴る雫のあとは、君の涙
翌日、朝、目を冷まし
鈴音がキッチンで料理してた



「作るんだ」




私の声が耳に届いたようで振り返り、「おはよ」を言ってくれた




「うん…おはよ、悪いけど朝ごはんいらない」


「わかった」




もうすぐ遅刻だから、朝ごはん食べないのに!!




鈴音はのんき…家を任せていいのかどうか





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