指から滴る雫のあとは、君の涙
「ご飯は作ってあるから」

「うん」




お腹相当痛いんだ…。




昨日の鈴音とは大違い。




あっ…ここ噴水もあるんだ…。




なんかすごい…病院みたいな部屋なのに。




「じゃあ食べてくる。」




一人鈴音を置いて、ごはんを食べようとしたらなかった。



「あ…ここか」




お客さまようのテーブルに置いてあった…。




わざわざこんなところ置かなくていいのに。




でもすごく豪華に感じる。




「…美味しい」




つくづくここにきてよかったと思うこと。




この家は……。




まだまだ知らない部屋があること。




料理もおいしい!!




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