少年天使〜エンゼル・フェザー〜

「じゅんすけ?代わった名前ね。あたしは――」

その時、神様の表情が一変しました。

『なぁーんだ、誰かと思ったら鏡華(きょうか)ちゃんじゃない。』

「えっ、神様、この子のこと知ってたんですか!?」

神様はなんか1人だけ凄いすっきりとした顔をしていました。

神様は一言。

『知ってるも何も、鏡華ちゃん天使だもん。』

だもん。て。

さっきの神様はどうやら鏡華さんの名前を思い出すのに真剣な表情だっただけの様です。

「まったく。神様ったら、すぐに人の名前を忘れるの止めてくださいよ。」

『ごめんてー。』

「ごめんじゃ済みません。次忘れたら怒りますよ本当に。」

『はぁい。』

鏡華さんに怒られて何だか神様しゅんとしています。

「さて、あんたが私の次に天使になった子か。私は鏡華、あんたの先輩天使よ、よろしくね。」





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