少年天使〜エンゼル・フェザー〜
ポフン。
この三日間で何度目でしょうか、その音を聞くのは。
『やっほ。お疲れさまー。』
「あ、神様。……?」
なんだか神様は疲れている様に見えました。
『ごめんね。急で悪いんだけど、依頼があるから宜しくね。じゃ。』
神様は依頼書を渡すとすぐに消えてしまいました。
「はぁ、この3日間で4つ目の依頼かぁ。」
なんだかこの週末はどたばとしています。
神様が言うには最近になって悪意の姿が芽生えるのが多くなってきているとのことです。
「次は……」
僕は依頼書を眺めます。
「さぁ、頑張ろうっと。」