**スキって言ってよっ!!…**
陵の体の上で眠くなったのは覚えてたんだけど…

記憶無くなったわ。


―朝の8時頃―


「頭っ!!大変っす…お嬢が…いな…いっ!!」


ノックもなしに慌ただしく入ってきたのは組員の一人“お嬢様起こし係”。


「煩い…よ。いっつも…」


体をゆっくりと起こしてドアの所で口をパクパクしたまま立ち尽くしている組員をみた。

何かに驚いているのが一目で分かる


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