**スキって言ってよっ!!…**

「仕方ないから…パパに電話するよ…」

携帯を取り出してアドレスの“パパりん”あてに電話してみた

が…(汗)。

隣の部屋からパパが持っていってるハズの携帯の着信音が…聞こえてきた。


「あ、パパの携帯の音…だよ…ね」

男の子を寝かせた部屋と逆の部屋で鳴っている。

陵の顔が青ざめていった。

「そんな…馬鹿なっ!?」


部屋のテーブルの下にはママとパパの携帯電話が仲良く並んで…いた。


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