金曜日の恋人
誰もいなくなった詰所。


いきなりカエデは


「覚えてくれてたみたいだね」

「……」


にこっと笑う。



「こんなことってあるんだ」

「……」


天罰かも知れない

でも

神様をうらみたい気分…。



「さて 何から指導してもらいましょうか」

「……?」

「エッチとか」

「ちょ ちょっと!」

「やっと口きいてくれた」

「……」
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