腐女子とナル男の奮闘記。
「あっ!柊と噂のお嬢だよん!」
ドアの方に残りのイケメン集団の4人が辿り着いた時だった。
「猛烈に反吐が出る程のアピールをしてくれた後で悪いけれど柊。
あたしは男×男しか興味がない」
あたしの言葉に柊は口をぽっかーんと開けて停止中。
「…………お……オトコとオトコ……?」
「そう。あたし"腐女子"だから」
あたしのいきなりの腐女子発言に困惑する柊。
(分かってないのこいつ…?)