TWOofLOVE
「次は○○○駅~、○○○駅です」

もう着いちゃう。

起こしてあげなきゃ。

『ん・・・着いた??』

もう少し、このままがいい。

『ううん、まだ』

『そ?おやすみー・・・。』

『おやすみ・・・』

あたし嘘ついちゃった・・・

・・・ウト・・・ウト。

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『ここどこ(怒)』

『さぁ??(汗)』

『おいっ!!』

『はいっ・・・↓』

『終点じゃん!』

『ぅうっ!↓』

はい!あたしやっちゃいました!!

あのあと寝ちゃって、結局終点まで乗っちゃいました。

『はぁ・・・何で起こさなかったの?』

心一くんは次の電車の時間に文句を言っている。

『あの・・・怒ってる??』

『怒ってる・・・』

『ごっ!ごめん・・・心一くんの寝顔もっと見たくて、そしたら一緒に寝ちゃって・・・』

・・・やばい泣きそう。

泣くな!泣くなあたし、泣くなばか!!

泣いたらうざいって思われちゃう。

余計うざいって・・・。

ポンッ。
『本気で怒ってないし、待ってる間一緒にいられるでしょ?』

心一くんはニコッと微笑んだ。

ドキドキする、心一くんの1つひとつがドキドキする。

どうしよう、あたし変だよ、あたし。
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