恋して日和



――――‥


「松森~~~~~~~~」


「都築、どしたの?」


後ろ側の扉から都築が手招きしているのを見て、あたしは駆け寄った。


「いや、これありがと!今度なんかおごる!」


「あーやった!約束ね!じゃあねー」



「あれは絶対藍子のこと好きだよね。」


都築が帰ってあたしが席に着いた瞬間、不意になごみが呟いた。


「は?」


「それあたしも思った~!隣りのクラスの都築くんでしょ!」


「は~?都築は普通に仲良くなって話すようになった友達だよ?」


都築は、あの食堂で話した以来話しかけて来るようになって、今ではもう友達。


後々隣りのクラスだって知って、なごみに哲斗しか見てないからだよってからかわれた。


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