運命の恋~先生を抱きしめたい~
しばらくして 琉仁が出てきた。



「いいぞ、入れ。」



私はいつものように
琉仁の後をついて階段を登った。




いつもと違う・・・・・


息をひそめて何かが
見ているような気がした。



「なんで居留守つかったの?」


「いや・・・なんか
会いたくなかったからさ。」


琉仁が緊張してるような気がした。




ベットは不自然に片づけられている。



「それで何の用?」

琉仁は落ち着かない様子で
タバコに火をつけた。


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