運命の恋~先生を抱きしめたい~
「もううちらには距離があるじゃん?
琉仁だってわかってるっしょ」


イライラした様子で
タバコの火を消して
後から私を抱きしめた。



「距離?
俺はな~んにもわかんね~」




琉仁の力で抱きしめられたら
抵抗することも
できない・・・・・。



「なんでそんなこと言う?」


琉仁の唇が首すじ
をいつものように
這う・・・・。


そしておもいっきり
吸い上げた。


「痛いって…やめてよ」


「おまえは俺のものだ・・・・。」




「琉仁は私だけのものじゃないんでしょ?」



枕にある長い髪の毛を
私の目の前にぶらさげてみた。




「この人がそう言ってるよ。」


琉仁の動きがとまった。



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