運命の恋~先生を抱きしめたい~
黒板の前で問題をと

いでいる間も
背中に彼の視線を感じて
緊張している。


今までにこんなに緊張したことはない



簡単な問題なのに




チョークを持つ手も
震えている。



「どうした?
月城、できないのか?」



「いえ・・・・」



気持ちを入れ直して
問題を解いた。



彼がいると自分をうまく
コントロールできなくなってしまう。





初めての感覚に戸惑う私だった。
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