運命の恋~先生を抱きしめたい~
入学して少し落ち着いた頃


もうすぐ彼の大事だった人の
事故の日が近づいていた。


彼の目を探るように見る。


きっとあの日のことを思い出している。



命日が近づくたびに
彼の心は苦しんでいるように見えた。



クラスの中は
それぞれに友人の輪ができてきた。



元気系

プチ洒落系

体育系に文科系

おたく系


そしてどこにも属さない


一人狼系


私は狼系・・・・・。



 別に誰ともしゃべらなくても平気



それは昔からだった。


 めんどくさい・・・・


この生活には彼さえいれば
何もいらない。
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