運命の恋~先生を抱きしめたい~
父はスーツを着て出てきた。


「途中で花を買うけど
時間はいいのか?」



「花?いいよ。
どうしたの?花なんて。」


 知ってるくせに



「ちょっとお参りに行くんだ。」



「それじゃあ行くか・・・・
紅と出かけるなんて久しぶりだな。」


父は笑った。



企みがあるなんて
父は知らない・・・・・



どうしても知りたかった。

彼のこと・・・・




そこにたくさんの真実が隠されている。
< 123 / 427 >

この作品をシェア

pagetop