運命の恋~先生を抱きしめたい~
「言っちゃった…言っちゃった…」


顔から火が飛び出してる。



先生が悪い
私から距離をおいて
逃げ腰だったから・・・・・


まだ言うつもりじゃなかったのに
言っちゃったじゃない~



いつまでも
過去で立ち止まってたらダメなのに


先生は現実を見ない。




思わず背中を叩いてしまった。



手のひらの跡が
先生の背中についているかも


きっとビックリしただろう。



「どうしよう…どうしよう…」


明日からどんな顔をして
会えばいいの・・・・



ブツブツ言いながら私は家に向かって
歩き出した。
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