運命の恋~先生を抱きしめたい~
「先生…私のこと好き?」


大胆になるならこのまま
勢いに乗ろう



「好きって・・・・
生徒の一人だよ。
それ以上でも以下でもない。」


先生の目がまた冷えた。



「どうして俺を好きだっていうんだ?
俺のなにを見てそう言うんだ?」



あらためて聞かれて
どうまとめていいのか
考えてると



「同情じゃないのか?
同情と愛は違うよ。
間違えない方がいい・・・・。」


「違うから。
先生のそういうところも
好き、寂しそうなとこも好き。
真理子さんを想いながら泣いてるとこも
好きなの。
そういう先生に私を愛してほしい。
同情なんかじゃない」


先生に抱きついた。
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