運命の恋~先生を抱きしめたい~
命日の日


いつものように早く起きて
片道をニ時間かけて真理子に
会いに行く



去年もそうして時を過ごした。



真理子が一緒に走ってる



そう約束した
一緒に走ってるからって

俺は風をきって真理子の
気配を捜すけど



もうそんな気配すらしない。



一日、一日と
真理子が消えて行くようで
怖くなって


帰ってきたら
酒を一気飲み


酔っ払って
泣きわめく・・・・・


真理子~真理子~



真理子の気配のない部屋で……
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