運命の恋~先生を抱きしめたい~
車が近づいてきた。


「乗って」
先生が助手席の窓を開けた。



私は嬉しくなって
助手席に乗り込んだ。



「ごめんな。
呼び出して・・・・・。」



「いいえ・・・。」



「とりあえず俺教師だからね。
月城は生徒だし
小樽でも行こうか。
家の人には言ってきたか?」



「誰もいないからいいよ。
それに私がいなくても大丈夫だし」




「おかあさん大丈夫だったか?」




「あ…あの時は手伝ってくれて
ありがとうございます。」




先生の横顔・・・・


かっこいい


先生の長い指・・・・


キレイ



私の心臓は聞こえてしまうんじゃないかと
思うくらいドキドキしていた。
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