運命の恋~先生を抱きしめたい~
「月城・・・・」


先生の言葉を遮った。



「わかってる・・・・・。
言いたいことは・・・・
先生に私をすぐに
好きになってってそんなこと
言えないから・・・・・。
ただ・・・
私が先生を好きなこと
先生を抱きしめてあげられること
それだけはわかってほしい。」



先生はまた何か言いかけた。



その唇を指で止めた。



「迷惑かけないから
遠くから見てる・・・・・。
先生を見守ってる・・・・。」



私はすばやく先生の前にたって
その唇を奪った。




先生はかなり驚いていた。



「私ね・・・素直になるんだ。
こんな気持ちになったの初めてだから
大事にしたい・・・。
あ、でもこれって迷惑だね。
かえろう、先生。」


あっけにとられて立ちすくむ先生に
背を向けた。


自分の頬が真っ赤に染まっているから・・・・
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