運命の恋~先生を抱きしめたい~
「可愛い~先生~
こんな顔もするんだ。」



私は手をたたいた。



「うるさい!!!」

先生は顔を真っ赤にして
慌てている。



いろんな先生が私の前にいる。




嬉しくて笑ってしまった。



「おまえ大丈夫か?」


先生が真顔で聞いた。


「・・・大丈夫じゃないけど・・・
私がしっかりしないと
ママが立ち直れないから・・・・
生きてると思い出が汚れてしまうのね。
どんなに素敵な思い出も・・・・・」




「なんか困ったことがあったら
連絡しなさい。」

先生が言ってくれた言葉に
一瞬驚いたけれどとても嬉しくなった。



「ほんと?」



「困った時だけだ。」



携帯の番号を教えてくれた。
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