運命の恋~先生を抱きしめたい~
「学校やめたんだ。」



この間聞いたけど
面倒だから知らない振りをした。




「そうなの・・・・。
でもどうせ行ってなかったんでしょ?」



「行ってたよ、たまに・・・・さ」




「バイクは?もう流してないの?」



「うん・・・・・」



「まじめじゃん。
琉仁がそんなことになるなんて
どうして?」




「しくっちゃってさ~」


子供が生まれるのに
しくっちゃったはないだろう・・・・



「ガキができてさ・・・・」


面倒な顔をした。



父はできて家族を捨てた。


琉仁はできたことを悔やんでいる・・・・・




「後悔してんだ?」
そう聞くと

琉仁は真顔で私を見つめた。
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