運命の恋~先生を抱きしめたい~
次の朝


彼に会うのが少し恥ずかしい


そう思いながら玄関のドアを開けた。


もうすぐやってくる冬が
秋を終わらせようと急いでいる。



ちょっとでも進展した私の恋



冷たい風が心地よい


今日からは生徒として
彼の前にいよう・・・・・

急がなくてもいい


彼が私を必要としてくれる日が
もしかしたら来るかもしれない。


それまで・・・
それまで・・・
輝くような女の子になって
彼に恋をしてもらいたい…私に……



彼が言うように
人とかかわって笑ったり泣いたり
とりあえず高校生活楽しんでみよう



そう思うと足取りも
軽くなった・・・・・・・
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