運命の恋~先生を抱きしめたい~
「とにかく私の気持ちは
伝えましたから
あとは先生に私のことすきに
なってもらいます。」

真理子はそう言うと
にっこりと笑った。


笑った顔が可愛かった。


 初めて見たかも・・
 笑った顔・・・・


いや・・・
いや・・・
俺は教育者だ・・・・


「生徒との恋愛はタブーだろ?」



「いいえ・・・
先生と生徒の前に
男と女です・・・・・。
恋をする規制こそタブーです。
とにかくそういうことです。」



真理子は
俺の返事も待たないまま


教室を飛び出して行った。



 なんかの罰ゲームなのかな


まだ俺は信じられないでいた。
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