運命の恋~先生を抱きしめたい~
春休みに入って
しばらくすると


真理子の母親から連絡が来た。


「真理子が入院しまして
しばらく学校をやすむことになると思います。」



「どうしたんですか?」



「実は……」

母親の言葉のトーンが低くなった。



春休み


真理子の闘病生活が始まった。




「あの子・・・長くは生きられないかも……」





真理子の母親の言葉が


俺と真理子の距離を縮めた。
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