運命の恋~先生を抱きしめたい~
タクシーを呼ばずに
自分の足で向かった。


真理子さんのとこにだけは
逃げずに歩こう
自分の足で・・・・・


あのことを知っている人が
怖かった。
もう何年もたっているけど
人ごみの中や若い人がたまっているのが
怖かった・・・・
暴走族仲間の噂が広まる
範囲は広いことを私は知っている。


琉仁から聞く仲間たちの噂が
楽しかったり
驚かされたりしてたから


だからこの土地に帰って来てからは
タクシーしかつかえなかった。


人の目が怖い


私はまだ完全には立ち直っていない


引け目を感じて
おどおどしている……
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