運命の恋~先生を抱きしめたい~
私は頭の中が混乱していた。


真理子さんの家の前で
琉仁が



「余計なこと話しちゃったのか?
知っていると思ってたから……
でもきっとこれも運命だと思う。
俺とおまえが会ったことも
おまえが聞いたことも全部
先生と結ばれるための一歩だと思うよ」


籠を玄関に静かにおいた。



「幸せになれよ・・・・
それから・・・俺の言ったこと
先生に伝えてほしい・・・・
心配してると思うから・・・・・」



そう言って琉仁は去って行った。



私は茫然として
足元の花を見ていた



隠さない飾らない心で
真理子さんに会いに来た・・・・


今は真理子さんと会わないと


私は深呼吸をしてインターフォンを押した。
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