運命の恋~先生を抱きしめたい~
バタバタと足音がした


ガチャッ


玄関のドアが開いたら
おばさまが私に抱きついた。


「紅ちゃん~~心配してたのよ」


おじさまもそんな私たちを
優しく見ていた。


「さ…はいりなさい」

おじさまはそう言った。


「キャ~~~すごい素敵なお花!!!
高かったでしょう?
こんな…お金のことじゃなけど
いいのよ…気を使ってくれて
毎年ありがとう……
ずっとお礼言いたかったのよ」


おばさまはまた私を抱きしめた
いい香りがする



「真理子も喜ぶわ・・・・」



「おじゃまいたします」



私は真理子さんの待つ部屋に
向かった・・・・・



「どうしてたの?本当に心配してたの」

おばさまの質問が矢のように
飛んでくる


私は真理子さんの遺影を見て
手を合わせた。


「ママ そんなに質問攻めにしたら
紅ちゃん困るよ・・・
まぁ・・・座りなさい」



おばさまが紅茶を入れてくれた。
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