運命の恋~先生を抱きしめたい~
「指のサイズをはかるのが大変だったって
寝てる時指ではかったらしいわ
ばれないように…
驚かせたいって…
幸せそうだったわね……
私たちもうれしかったわ。
あんな錬くん見たことなかったから」


おばさまとおじさまは笑っていた。



「午前で終わって少し心配な
生徒の家庭訪問前に
店に行って指輪をもらって
それから少し時間があるって
家に寄って行ってくれたのよ。」



「そうだったんですか?」



「あら?指輪してないの?」



私は慌てて指をおさえた。


「両親の報告済んでから……と
思ってて・・・・」



「そうね!!月城先生も喜ぶわね
あなた?」



おじさまは笑顔を見せながら
真理子さんの遺影の前に立った。



「真理子…もう心残さず安心して
旅立てるな…紅ちゃんだったら
錬くん幸せになれそうだな・・・・」



私の胸はナイフで刺されたように
痛かった・・・・・。
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