運命の恋~先生を抱きしめたい~
彼女の心の欠片
今朝は本当に出かけたくなかった。


紅と一週間会えない
そう思うだけで不安だった。
もしかしたら
またどこかに消えてしまうんじゃないか


そんな夢ばかり見ていた……


でも紅は明るく笑っている


愛してる・・・・



紅の言葉に嘘はない……
心も身体も一体化となって
俺たちは愛し合ってる


紅を信じて
送り出すしかない・・・・


紅が笑っているのなら
俺も笑顔で・・・・
疑いのうの字も見せないで
紅と俺の運命を信じるしかない


そう思いながらも
一日中落ち着かなかった・・・・


それからもうひとつ
俺には不安なことがあった・・・


あれは先週の金曜日だった
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