運命の恋~先生を抱きしめたい~
「和~~」



薄暗い部屋は乱雑になっていた。
たばこの残り香が鼻につく


カーテンを開けて窓を開けた。


ベットがモソモソと動いた。


「和、まだ寝てんのか?」



「あん?」威嚇してから顔を出した。



和弘の頭が金髪になっていた。

「なんだ~~?」
俺はおもわず声をあげた。


「な~んだ~サトレン……」
あどけない笑顔に戻る



学校では冷たい教師の俺だが
やっぱり演技には限界があった。
だからこうして付き合う生徒には
自分を少しづつさらけ出してきた。。
その甲斐もあり
和弘も俺を警戒せずに受け入れる。



「こらこら…それはひどいだろ」



和弘はてへへと笑った。
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