運命の恋~先生を抱きしめたい~
「あ、そ~だ先生
俺らのクラスにいたじゃん
途中で学校やめた子
なんだっけ・・・・え~~~っと
あ!!紅って子」


和弘が思い出したように
突然紅のことを話し始めて
俺は心臓がバクバクしてきた。


 見られたか?俺たち・・・



「あの子ってアメリカに行ったんだろ?」



「あ…あ…そうだったな……」



「っていうのは嘘らしいよ」


俺は動揺した。

 何の話だ・・・
 俺らの付き合いばれてるのか・・・・?



「あいつ・・・
まわされたって聞いたよ」

和弘の言葉に耳を疑った。


「え?何?まわされたって?」


動揺は隠せなかった。


「やっぱ先生もしらなかったんだ~」


頭の中がゴ====ッと音たてた。
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