運命の恋~先生を抱きしめたい~
「入ってもいいか?」



俺は真理子の部屋に入った。

部屋は真っ暗だった。


「今日 ずる休みだったのか?
まりっぺが来ないって
みんなさびしがってたよ。」



ベットに丸まっている
真理子に声をかけた。



「おまえいないと俺も寂しかった。」



机のイスを
ベットの横に持ってきて
座った。



「ごめんな・・・・。
辛い時になんもしてやれなくて。」



布団が上下に動き出した。



俺はその一番高いところを
ポンポンと叩いた。


「ヒック……ヒック……」
嗚咽が部屋に響き渡る・・・・・。
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