アタシはボクの中に…
次の日―
アタシが教室に行こうとした時…
佳奈:美亜乃ちゃん♪
美亜乃:あっおはようございます。
佳奈:おはよう。
美亜乃:どーかしたんですか??
佳奈:美亜乃ちゃん。なんか隠してない??
美亜乃:えっ…
佳奈:昨日さー、見たんだよねぇ☆
美亜乃:あのっ…
佳奈:佳奈まだ学校に居て、文化祭の準備してたらさー、泰智と手つないでたねぇ♪
美亜乃:違います!!誤解です…
(ドンッッ―肩を壁に叩き付けられる)
美亜乃:いたっ…!!
佳奈:言ったよね??手出すなって…
美亜乃:ただ練習が遅くなって…
佳奈:断ればよかったんじゃねーの??
美亜乃:えっ…
佳奈:分かった??
美亜乃:待ってください…
佳奈:まだ分かんねーの??
美亜乃:…はい…。
佳奈:美亜乃ちゃん、可愛いね♪ぢゃあ、また今度ねぇ☆
………。
どうすればいいのかもう分からなかった…。
そう思いながら、教室に向かったのだった…。