アタシはボクの中に…



それから何分がたったのだろう…
アタシは1人で屋上に居た。






陵平:やっと見つけた…

美亜乃:陵平…会議は??

陵平:とっくに終わったよ☆報告だけだったから…

美亜乃:ごめん…

陵平:大丈夫だよ♪お前が頼ってくれるなら☆

美亜乃:……。

陵平:俺は頼りないか??

美亜乃:えっ…

陵平:何も話してくれない…俺、いつも美亜乃を見てるのに…

美亜乃:陵平…





陵平になら、すべて話したいと思った…
だから、今まであった事を全部話した。


陵平:そっか…やっぱ、あの先輩の事…

美亜乃:でも、もう忘れるって決めたの!!

陵平:美亜乃…いいのか??

美亜乃:…うん♪ごめんね心配かけて☆





ふいに陵平が抱き締めてくれた…


美亜乃:りょ…陵平??

陵平:お前の涙、見たくないから…だから、この中で泣けよ…

美亜乃:りょう…へい…





何時間泣いたんだろう…
涙は止まらなかった…
それでも、陵平はズット抱き締めてくれてた…







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