アタシはボクの中に…
文化祭も無事に終わり、片付けを済ませていた。
陵平:今日はみんなお疲れッッ♪
クラス:お疲れさまー☆
美亜乃:いいもの出来たね♪
朋美:だね☆
陵平:じゃあ解散!!
クラス:ばいばーい☆
朋美:美亜乃、ばいばい♪
美亜乃:また月曜日ねー!!
陵平:俺も帰るけど、一緒に帰るか??
美亜乃:あっちょっと、部室に用事があるから…
陵平:えっ??
美亜乃:ほら…今まで行けてなかったから、スコアブック取りに行こうと思って♪
陵平:1人で大丈夫か??
美亜乃:うん♪
陵平:じゃあ、気をつけろよ☆
美亜乃:はーい♪またねー☆
陵平と別れ、部室に行き用事を済ませて校門に向かって行った…
泰智:美亜乃…
ふいに出てきた…
美亜乃:あっ…
アタシは知らんふりをして帰ろうと思った。
しかし…
先輩に腕を掴まれた…
泰智:なぁ美亜乃…なんで…俺を避けてんだよ??
美亜乃:…てください…
泰智:え??
美亜乃:離してくださいッッ!!
そう言って、アタシは振りはなった。
泰智:美亜乃…
美亜乃:また月曜日、練習で…
そう言うと、アタシは走って帰った…
先輩がどんな顔をして見ていたか分かんない。
だけど、先輩の顔をみるだけでアタシは今にも泣き出しそうだった…。