お医者さんとの恋愛講座
「ほら、もう行け。学校遅刻すんじゃないか?」
「あー!!本当だー!」
時間はもう登校時間になりそうだった
「走っても間に合わないよ〜!」
「頑張れ〜」
「せんせいのせいだよ!」
「人のせいにしてはいけません!さっさと行け」
せんせいは早く行けと手をはらった
「また来てもいいですかー!?」
「勝手にしていいよ」
やったあ!
ふふっ
冷たく言われても好き!
せんせいだーいすき!
って、あ!予鈴鳴っちゃった!
「せんせいだーいすき!いってきまーす」
「はいはい」
せんせいは呆れ気味
私は恥ずかしさなんかより、大好きの気持ちが大きくて大声で大好きって言っちゃった
「あ、実来流ちゃん」
「え?」