チャーリーズエンゼルパイ2 ~温泉地で熊退治~

救出大作戦

『シチロー救出作戦』は、夜になって遂行された。


洞口の中…


ヤス
「アニキ~もうカップラーメンにも飽きましたね…」


アニキ
「そう言うなよ…もうすぐまとまったブツを持って、山を降りられるんだ。それでも今日は、荒巻鮭があるだけいいだろう♪」


子豚
「アイツら、私の荒巻鮭を食べてるわ…ムカツク…」


てぃーだ
「それじゃ、手筈通りいくわよ!」


ひろき
「了解♪」


最初に異変に気が付いたのは、アニキの方だった。


アニキ
「おい…ここに置いてあった俺のラーメン知らないか?」


アニキが脇に置いてあった食べかけのラーメンが消えていた…


ヤス
「知らないッスよ?俺のはちゃんとここに…あれ?無くなってる…」


キョロキョロと、辺りを見渡していたヤスが口をあんぐり開けたまま、アニキの背後を指差した!


ヤス
「ア…アニキ…あ、あれ…」


アニキ
「ん?どうした…」

後ろを振り返ったアニキは、同じように口をあんぐり開けた!


アニキ
ヤス
「ラ…ラーメンが浮いてる!」

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