クールな彼×甘酸っぱい恋



「結奈、これから色々起きると思う。なるべく杏奈か俺の側にいろ」


舜は真剣な眼差しで私の瞳を捕える


「うん……………」


私はたった一言しか言えなかった



エレナちゃんと何かあったのだろうか………?


真面目な顔をした舜に深く問い詰める事は出来なかった









次の日------------




「おはよう、杏奈!!」

「おはよう、結奈」


いつもの挨拶


のハズだった


「2人共おはよう!!」


エレナちゃんが来るまでは


「あっうん……おはよう…」

昨日の舜の言葉の理解が上手く出来ず

エレナちゃんとどう接していいかよくわからなかった

「結奈、ちょっといい?」


エレナちゃんからの呼び出しだった


“なるべく杏奈か俺の側にいろ”


昨日言われたばかりなのに私は1人でエレナちゃんと向かった








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