クールな彼×甘酸っぱい恋
「ん…………」
目が覚めると知らない部屋だった
部屋はシンプルに所々観葉植物がある
ガチャ
部屋に入って来たのは藤岡君だった
「気が付いたか。
気分はどう?」
「へ………?」
イマイチ状況が掴めない
「覚えてねぇの?
白石駅で倒れてんだよ。
スゲー熱だったから取り敢えず俺の家に運んだ」
「私……倒れたんだ…」
藤岡君は手に持っていたトレイに乗っているお粥を
ベッドのサイドテーブルに置いた
「食え。
んで薬飲め」
私は取り敢えずお粥を一口口へ運んだ
「美味しい………」
「当たり前だろ」
藤岡君は私に微笑んだ
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