クールな彼×甘酸っぱい恋



何だろう



「行くぞ」


舜は私の手を取り
歩き進む


「今度は何処行くの?」


「ホテルでも行くか?」

「馬鹿///」



舜は冗談を言うものの行き先は告げない


本当に何処に行くんだろ












次にたどり着いたのは

あの約束をした小さな公園


「何でここ……?」




「手出せ」

「へ?」


「いいから手出せ」


私は舜に言われた通り右手を出した



「反対」


そう言って私の左手を取る



ズボンのポケットから
先程買った赤色の小さな箱を取り出した


箱を開けて私に見せてきた




中には













指輪










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