クールな彼×甘酸っぱい恋



「ごめんなさい」

「別にいいよ」


へ………………………?










私は次の日の今日

藤岡君を屋上に呼び出し
再び告白を断った




藤岡君は普通だった



「何か………あっさりしてるね」


「まぁね。
俺さ、白石の事好きだ。

けど諦める」

「えっ?」


「白石がどんだけ鮎沢を好きか見てれば分かる。

白石はずっと鮎沢を見てたしな」



藤岡君は笑顔で屋上を後にしようとする

私は咄嗟に


「藤岡君、私なんかを好きになってくれてありがとう」


「白石よりいい女見つけてやるよ」


“じゃあな”と言いながら去って行った









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