【ホス恋・完結編】
「俺が絶対守るから…」

そう言うと智はさっきテーブルに置いた物に手を伸ばした。

一つは1枚の紙切れ。

もう一つは小さい箱。


紙切れを広げてビックリした。

"婚姻届"

と書かれた紙には智の名前や住所が書かれてあった。


小さい箱を開けて中の物を取り出す智。

小さいキラキラした石がついた指輪だった。

「手ぇ貸して?」

言われた通りに手を差し出す。

智はあたしの左手の薬指に箱から出した指輪をはめてくれた。

智があたしの頬に手を添える。

そのまま優しく唇を重ねる。

「ありがと…むっちゃ嬉しい…」

自然と涙が溢れた出す。

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