【ホス恋・完結編】
「何かあったんか…?」
リビングに向かう美咲の後を追う。
美咲は黙って俯いたままソファに腰掛ける。
隣に座って美咲を見つめる。
ふと上げた美咲の顔。
潤んだ瞳に真っ赤な頬。
今にも泣き出しそうな表情。
「どうしたん…?言わな解らんやろ…?」
美咲の頭を優しく撫でながら話しかける。
すると何やら鞄の中をゴソゴソ。
「…これ…智と一緒にしたくて…」
…これって…?
美咲に差し出された小さな箱。
その箱に書かれた文字を読む。
「…妊娠…検査薬…?」
…初めて見た…。
「うん…実は…結構遅れてて…」
美咲の目から大粒の涙が溢れた。
…やっぱり俺から…もっと早く言うべきやったんや…。
力強く美咲を抱きしめた。
「ごめんな…不安やったやろ…?」
リビングに向かう美咲の後を追う。
美咲は黙って俯いたままソファに腰掛ける。
隣に座って美咲を見つめる。
ふと上げた美咲の顔。
潤んだ瞳に真っ赤な頬。
今にも泣き出しそうな表情。
「どうしたん…?言わな解らんやろ…?」
美咲の頭を優しく撫でながら話しかける。
すると何やら鞄の中をゴソゴソ。
「…これ…智と一緒にしたくて…」
…これって…?
美咲に差し出された小さな箱。
その箱に書かれた文字を読む。
「…妊娠…検査薬…?」
…初めて見た…。
「うん…実は…結構遅れてて…」
美咲の目から大粒の涙が溢れた。
…やっぱり俺から…もっと早く言うべきやったんや…。
力強く美咲を抱きしめた。
「ごめんな…不安やったやろ…?」