【ホス恋・完結編】
レイチャン曰く…。
今日は"楓"のバースデーイベントらしい。
だから楓は忙しくてあまり自分の席には付かないだろうからあたしを誘ったんだと…。
そういえば智もイベントがあるとかなり酔って帰って来てたなぁ~…。
なんて考えてるとまた別のホストがやって来た。
「失礼しまぁす。隣よろしいですか?」
あたしは黙って頷くしか出来なかった。
すると隣の男が話しかける。
「レイチャンの友達なんやぁ?ウチの店初めてやんなぁ?」
「はい」
「俺は葵っていいます。名前聞いてもイイですか?」
優しい話し方…。
あたしは顔を上げて驚いた。
目の下位まである綺麗な茶色の髪。
面長な顔に切れ長な目。
智によく似た感じの男の子。
本当に智を幼くした様な雰囲気に言葉が詰まった。
固まったままのあたしにレイチャンが助け船を出してくれた。
「葵ごめんね~。この子アイチャンね!!ホスクラ慣れてナイから!!緊張してるねん!!」
「そぅなんですか~?」
レイチャンと話し出す葵。
智がおるわけないやん…。
いい加減…立ち直らないとね…?
今日は"楓"のバースデーイベントらしい。
だから楓は忙しくてあまり自分の席には付かないだろうからあたしを誘ったんだと…。
そういえば智もイベントがあるとかなり酔って帰って来てたなぁ~…。
なんて考えてるとまた別のホストがやって来た。
「失礼しまぁす。隣よろしいですか?」
あたしは黙って頷くしか出来なかった。
すると隣の男が話しかける。
「レイチャンの友達なんやぁ?ウチの店初めてやんなぁ?」
「はい」
「俺は葵っていいます。名前聞いてもイイですか?」
優しい話し方…。
あたしは顔を上げて驚いた。
目の下位まである綺麗な茶色の髪。
面長な顔に切れ長な目。
智によく似た感じの男の子。
本当に智を幼くした様な雰囲気に言葉が詰まった。
固まったままのあたしにレイチャンが助け船を出してくれた。
「葵ごめんね~。この子アイチャンね!!ホスクラ慣れてナイから!!緊張してるねん!!」
「そぅなんですか~?」
レイチャンと話し出す葵。
智がおるわけないやん…。
いい加減…立ち直らないとね…?