【ホス恋・完結編】
お客さんを席に案内した店長があたし達の所へ。

「美咲チャン?体調大丈夫なん?」

「はい!お陰様で。」

「そっかぁ。…ってか…2人が居たらあっちに居るカンジがする…」

確かに。

あたしと智と店長さんの3人が居るのって…喫茶店の方くらいだもんね…。

なんて話してると電話がなった。

【着信:レイチャン】

「レイチャンやぁ…もしもし?」

『美咲!?…コウおる?』

「うん…あ~でも…接客中…」

『やっぱし!?…電話出ぇへんもん!』

「忙しそぅやで~…仕事終わったん?」

『うん…もうすぐsnowの下着くから…美咲下まで迎えに来て!』

「はぁい」

少しスネ気味のレイチャンを迎えに行くと智に告げ、ダウンを取って来てもらう。

付いていくと言う智に"下までやから大丈夫"と言って一人でsnowのドアを開けて、大きなエレベーターのボタンを押す。


…やっぱし…付いて来てもらうべきやった…。

そう。エレベーターのドアが開くと、淳さんが出て来た。

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