【ホス恋・完結編】
歪んだ愛の形 ~智~
…遅いなぁ…。
美咲がレイを迎えに行くと言って店を出て20分が経とうとしている。
様子を見に行こうか…また過保護って言われるよな…?
女は話しが長いから気にする程でも無いかな…?
なんて思っていると勢い良く店のドアが開いた。
急に静まり返る店内。
皆の視線が開いたドアに集中する。
血相を変えて、息を切らしている…レイ…?
「レイ…?どぉした?」
それに気付いたコウが入口に向かう。
「オーナーは!?」
怒っているのか焦っているのか…。
薄暗い照明では表情まで解らない…。
「お~こっちや…どぉしたん?」
俺も声を掛けながら入口に向かう。
「どうしたじゃないわ!!…とにかく来て!!」
俺の腕を掴み、引っ張る。
「何やねん…」
「いいから!!早く!!」
レイに引っ張られながらエレベーターの方へ向かう。
「こっち!!」
エレベーターを通り過ぎて手前の階段。
「!!!」
俺は目を疑った。
美咲がレイを迎えに行くと言って店を出て20分が経とうとしている。
様子を見に行こうか…また過保護って言われるよな…?
女は話しが長いから気にする程でも無いかな…?
なんて思っていると勢い良く店のドアが開いた。
急に静まり返る店内。
皆の視線が開いたドアに集中する。
血相を変えて、息を切らしている…レイ…?
「レイ…?どぉした?」
それに気付いたコウが入口に向かう。
「オーナーは!?」
怒っているのか焦っているのか…。
薄暗い照明では表情まで解らない…。
「お~こっちや…どぉしたん?」
俺も声を掛けながら入口に向かう。
「どうしたじゃないわ!!…とにかく来て!!」
俺の腕を掴み、引っ張る。
「何やねん…」
「いいから!!早く!!」
レイに引っ張られながらエレベーターの方へ向かう。
「こっち!!」
エレベーターを通り過ぎて手前の階段。
「!!!」
俺は目を疑った。