【ホス恋・完結編】
店に着き、淳が来るまで待つ。

久々に客席に挨拶回りをする。

いくつかのテーブルを回り、コウの席へ。

コウの隣に座っていたのはレイだった。

「美咲の調子どうですか?」

隣の席に聞こえない様に小声で話すレイ。

「まぁ…なんとか…でも…淳の話はせえへんねん…」

「…やっぱり…?あたしが聞いても淳サンの話はしなかったし…」

「なんで…こんな事までされて庇うんかなぁ?」

「…オーナー…?そんな事も解らないんですか?」

「…え…?」

レイの言葉に固まる。

…そんな事…?

…普通…わからんやろ…?


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