【ホス恋・完結編】
すると送り出しが終わった店長が慌てて店に戻って来た。

「オーナー!!!」

「ん~?」

ソファに横になったまま上半身だけ入口に向けた。

「あ…あの…はぁッ」

走って来たのか少し息が上がっている。

「い…今…俺の客から…はぁ…電話があって…」

「ん~?落ち着けよ~?」

俺は店長に話かけながら、水を飲もうとテーブルに置いてあるグラスに手をかけた。

「キタのクラブjに……」


-ガシャーン-


店長の言葉を聞いて持っていたグラスを落とした。

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