ぶたさん3

てをさしのべたい

 ねこさんは突然、そんなことを聞いてきました。 バレていないと思っていたぶたさんは、ドウヨウをかくすことができず、思いっきりおどろいた顔でねこさんを見ました。

 ねこさんはフフッと笑い、ぶたさんの目元を指差し、目がまっかではれあがっていることを指摘しました。 ぶたさんは急にはずかしくなって顔をそむけると、目じゃないところも、全部まっかになっちゃった、といってねこさんはなおもわらいつづけます。
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